安倍首相と小沢代表との党首討論を見た。
年金関連の話に終始したが、討論にはなっていない。すれ違いだ。
その原因は、どうやら安倍クンの知能の低さにあるようだ。
安倍は冒頭で、支払記録が消えたことの責任を政府が負うと明言しているのに、挙証責任を負うとは言わなかった。いや、言えなかったのだ。なぜなら「挙証責任」の意味が分からないから。
小沢はさすが司法試験を受けていた(落ちた)者らしく、法律的に「挙証責任」という言葉を使って攻めている。しかし残念ながら、安倍クンには「挙証責任」という言葉の意味するところが飲み込めない。だから、理屈による討論にならず情緒的罵り合いになる。構造的に細分化して問題点を煮詰められない。だんだん小沢の話し方が、子供に諭す小学校の先生みたいな口調になっていった。
少しでも法律を学んだことがある者なら、「挙証責任」が当事者の一方が被る不利益を意味することを知っている。
一般には法律によってどちらか一方が挙証責任を負担することに決まっている。今回の支払記録についても、通常なら支払ったと主張するものが負担するべきであろうし、そう規定されていても不思議はない。政府が間違って記録を消すなどということは通常は考えないから。それが健全な常識である。
だが、今回は「通常」では決してない。
政府の行為によって支払記録が5000万件も消えたのである。政府がこんな間抜けなことをやると誰が想像するのだろうか。するわけがない。通常考えられないような行為を政府がおこなったのだから、政府こそがその行為に基づく不利益を被るべきである。この前提の確認なくして第三者機関を作ろうが、紙と突合しようが、何をやっても同じで、国民に迷惑をかけるだけである。
ウソつきにお金を払いたくないから、正直な人にも払わないし、払う場合でも不利益を与える。政府に過失があるにもかかわらずである。こんなおかしなことがあるか?結果的に詐欺的に得をする者も出てくるかもしれないが、それは仕方がないのではないか?
例えば大学入試などでも、設問ミスがあればその問題については全員が正答になるではないか。たとえその問題を最初から知らなくてもである。安倍クンなら、正答した可能性を受験生に証明させるのであろうか。
ま、どうやら安倍クンには、中学校2年生程度の知能・知識しか備わっていないということが明らかになった討論だった。あ、難しい言葉を(意味も分からず)使いたがる傾向があるから、せめて「優秀な中学校2年生」ぐらいにしとくか。
テーマ : 政治・経済・時事問題 - ジャンル : 政治・経済
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