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Author:須野 語
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神奈川県知事(松沢成文)に注意すべし!【その4】

本日(2/19)の朝日新聞神奈川版に引地教育長のインタビューが載っている。

引地氏は教育委員の中の常勤の教育委員、つまりは県の官僚である。相当に出世している官僚である。
つまり、本質的に松沢氏の部下であり、松沢氏に嫌われたら出世できない立場の人間なのである。
部下であるから、大なり小なりのゴマすりを当然にするであろうし、政策的な問題やイデオロギッシュな問題については松沢の意向をそのまま実行するただのロボットだと考えるほうが常識的だろう。

(実は、松沢氏が自分に逆らう部下にどのような仕打ちをするかは、昨年問題となった神奈川県出納長に関わる問題から合理的に推論できる。あれをみれば、松沢に逆らおうとする県幹部は逆に特殊な人間だろう。)

このような(合理的)推測から、今回のインタビュー内容は、ほぼイコール松沢の意見と考えて問題なかろうと思う。
では松沢は教育長を使ってなんといっているか。
ネット上では見当たらなかったので、全文を引用する。




「県立高校の日本史必修化」県教育長に聞く
自国知るのは大事 愛国教育と考えぬ

 全国で初めて県教育委員会は、県立高校での「日本史」必修化を打ち出した。県独自の「郷土史」「近現代史」を新設し、日本史A・Bを加えた4科目から、1科目の履修を義務づける。13年度までに実施する方針だ。なぜいま、日本史必修かなのか。引地孝一教育長に聞いた。(佐藤善一、斎藤健一郎)

 -なぜ日本史を必修にするのですか。

 「自分を大事にし、他人への思いやりの心を育てていくため、世界に自国のことをきちんと説明できる人材を輩出するため、郷土や日本の歴史、伝統を知ることは大事だと考えた」

 -必修化の経緯は。

 「教育長になるまで、日本史が選択科目と知らなかった。県立高校の生徒の約3割、1万人が国の歴史を学ばないまま卒業している現状が、心に引っかかっていた。新指導要領で、日本史が必修にならないことが決まり、これが果たして時代の要求に合った、民意を反映したものなのかと疑問を持った。ここで変えなければ、今後10年間、同じ状態が続くと、必修化を決めた」


 -県独自で作る教科書の内容は。

 「教科書なども参考に事実を客観的に整理し、県民に支持してもらえる教科書にしたい」

 -十分な議論がないまま、必修化を決めたという意見があります。

 「必修化の発表時期について、現場に十分説明できず、多少の混乱があったかもしれない。ただ、われわれは06年から、各校の校長が集まる会議などで、丁寧に必修化について説明してきた。校長会からも、教育委員会の考えを支持すると回答をもらっている。教育委員会が独断で決めたという考えは持っていない」

 -必修科目が多くなると、生徒の負担が増えるのでは。

 「理工系の生徒の履修が多い地理の選択者が少なくなる側面は否定できない。しかし、新設科目は多くても2単位。十分余裕のあるカリキュラムと考えている」

 -君が代斉唱不起立の教職員名収集と合わせ、愛国教育推進を懸念する声もあります。

 「日本史必修化イコール愛国教育だとは考えていない。今後専門家を交えて様々な角度から議論を尽くしたい。多くの県民が納得できるような歴史観が大事だと思う」

国にも働きかけ独自に方針決定
 引地教育長は06年5月の記者会見で、日本史必修化を文部科学省に働きかける方針を示してから、近隣の都県教委にも働きかけ、必修化の流れをつくろうとしてきた。
 「自国の歴史を知ることで、失われた日本人の心を取り返したい」と考えたという。
 しかし、中央教育審議会(文科省の諮問機関)は1月、新学習指導要領の答申に日本史の必修化を盛り込まなかった。このため、県教委として全国に率先して必修化する方針を決めたという。

 県教委は、必修化が教育基本法改正に沿ったものであることを強調する。
 また、県立高校卒業生の約7割が日本史を履修▽県立高校48校が日本史を独自に必修化▽センター試験の受験者の41%は日本史を選択し、必修の世界史の27%よりも多い、ことなども必修化の理由としている。
 県教委は新年度、新設2科目の指導内容や教科書づくりのため、検討グループを立ち上げ、2年間かけて内容を詰める。


「懸念すべき状況」県高教組の竹田委員長
 県高校教職員組合の竹田邦明委員長は「日本史の必修化は、日の丸・君が代問題と同じ愛国教育の流れで出てきた。懸念すべき状況だ。新しい教育を始めるなら県民に開かれた議論をし、その結論を待ってからでも遅くない」と指摘した。
 竹田委員長は「日本史を学ぶこと自体の問題性を言っていない」とした上で、「東京都は必修科目の『奉仕』の導入に当たり、委員会を設置し、開かれた形で進めてきた。先に実施ありき、では教育行政の姿勢が問われる」と述べた。

教育課程編成権は校長にあり
カリキュラム制度に詳しい佐藤学・東京大大学院教授(学校教育学)の話
教育課程編成権は校長にあり、教育委員会にはない。検定教科書ではない県教委作成の教材を学校に強制することもできない。それをやるとすれば、越権行為になる。



突っ込みどころ満載だ。
とりあえずいくつかの項目だけ。
◆「日本史が選択科目と知らなかった。」→教育の専門家ではないということね。識見がなかったということね。
◆「(新指導要領で日本史が必修とならなかったこと)これが果たして時代の要求に合った、民意の反映したものなのか」→時代の要求?民意を反映?
◆「我々は06年から」→昨年度からね。つい最近ね。松沢になってからね。
◆「多くの県民が納得できるような歴史観」→歴史ではなく、「歴史観」を教えたいんだね。
◆「失われた日本人の心」→何なんだよ。それ。意味不明だろ。
◆「全国に率先して」→松沢クンは中身はどうでも、とにかくNO.1が大好きだもんねぇ。
◆センター試験の受験者が世界史より多い。→なら心配しなくていいんじゃね?

これらについて、元気があったら細かく検討します。

ところで、面白いことに、このインタビュー記事の下に、松沢知事原作のドキュメンタリーが映画化された記事が掲載されている。おそらく朝日の編集が凝ってみたのだろう。そのなかで当然に『日本史必修化』問題に触れている箇所がある。



 県教育委員会が14日、県立高校で日本史必修化を決めたことを受け、「若い人があまりにも歴史を勉強していない。自分の国に誇りを持てるように、この映画で隠された近現代史を学んでもらい、それが郷土愛にもつながれば」と語った。



教育長の考え方が松沢の考え方だと分かる傍証だ。
にしても、この人たちに教育を考えてほしくないのだが。

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神奈川県知事(松沢成文)に注意すべし!【その3】

松沢さん、立て続けにやってくれる。

日本史 神奈川が必修化 全国初 県立高、13年度から(東京新聞)

日本史の必修化自体が悪いとは思わない。私が高校生のころは必修だった(はず)。しかし、この男のコメントを読むと、まずかろうと思う。


松沢成文・神奈川県知事の話 
以前から若い人には、自国の歴史をしっかり学んでほしいという願いを持っていた。県教委の判断は大変すばらしく、必修化によって日本人としての愛国心や、神奈川県民としての郷土愛がはぐくまれてくることを期待している。



本性がでたね。「愛国心」だよ。ホントにファッショなやつだ。

ちなみに、この男に関してこんな記事があった。



「禁止」が目立つ

「多選禁止条例」「公共的施設禁煙条例」に続き、地球温暖化対策推進条例にも白熱電球の「販売禁止」を盛り込むことを検討しているという。県の施策には「禁止」が目立つが、先月22日の松沢成文知事の記者会見で、その理由を垣間見た。

国歌斉唱時に起立しなかった教職員の氏名収集問題に絡み、県個人情報保護審議会の答申に行政側が従わないことについて問われた知事は「(条例で)『従わなければならない』となっていない以上、従わないことも可能性としてある」と述べた。要するに「禁止されていないのだから、やってもいい」という論理である。

だから県民にも次々と「禁止」を打ち出すのだろう。しかし、環境問題などは県民による自主的な取り組みも多く、規制が必要だろうかと思う。「そんな法律あるんですか?」は、先生に注意された子供が吐くセリフだが、県民は子供ばかりじゃないし、行政は県民の先生でもない。

(2008/2/14 毎日新聞神奈川版 山下修毅記者)



<禁止されていなければ何をやってもよい。>と考えるのは、「自由」というものを完全に履き違えた発想だ。しかし、松沢知事は明らかにこの履き違え(の対偶)から発想している。

<やっていけないことは禁止されている。だからやっていけないと(自分が考えることは)禁止してしまえばいい。世の中は禁止しなければいけないのに禁止してないことが多すぎる。だから多数決で正しく禁止する。>

右翼的な方々には分かりやすい論理なのだろうが、ちょっとでも憲法や歴史を勉強した者ならば一番いけない考え方だと分かる。多数決であれば何でも決められるというわけではないのだ。多数決であれば正しいわけでもないのだ。ヒトラーは選挙で選ばれたのだということを考えれば分かるはず。

そういえば松沢も選挙で選ばれてんだっけか…。

とりあえず続く。

井原前市長敗れる。。。

岩国市長選挙で、井原前市長が負けてしまった。

ネットの力というものがまだまだ弱いものだと痛感した。

と同時に、これは岩国市民の大失態だとも思う。結局は米軍を利するだけで、日本国民にとっては何の得にもならない結果なのだ。つまり、一地方都市の問題を超えた国としての問題に、岩国市民だけで答えを出したようなものなのだ。それを福田良彦に投票した市民は分かっていないのであろう。

争点は、空母艦載機部隊の厚木から岩国への移転ということになっている。この結果岩国に移転することになると思ったら大間違いである。おそらくは両方が堂々と使えるようになっただけのことだ。NLPの硫黄島移転と同じ構図である。神奈川県民(厚木基地は厚木市にはない)も喜ぶべきことではない。厚木基地が日本に返還されるわけではないのだ。

ついこの前はハシシタが大阪府知事になったし、今回もこのざまだ。こうなってくると、ますます自説を頑強に主張したくなる。

<日本には軍隊はいらない。もってはいけない。日本国民・政府にはそれを使いこなすだけの民度がない。>

つまりは戦前と何も変わっていないのだ。とすれば、今後どうなっていくかは合理的に推論できる。


もう寝ます。。。


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神奈川県知事に注意すべし!【その2】

エントリが長くなるのは好みではないので、まずは事実関係だけあげておく。

『地方教育行政の組織及び運営に関する法律』に教育委員会の設置が定められている。(第2条)
教育委員会は5名(都道府県の場合は条例で定めれば6名)の教育委員で組織される。(第3条)
教育委員はどういう人物で、誰が任命するのか。
「委員は、当該地方公共団体の長の被選挙権を有する者で、人格が高潔で、教育、学術及び文化(以下単に「教育」という。)に関し識見を有するもののうちから、地方公共団体の長が、議会の同意を得て、任命する。」(第4条第1項)

つまり、任命するのは<知事>である。知事が、人格が高潔で、かつ、教育に関する識見を有する者の中から選ばなくてはならないのだ。

人格が高潔で、教育の識見がある(らしい)神奈川県教育委員は以下の6人。
◆平出彦仁(委員長):横浜国大名誉教授
◆岡田伸浩:横浜岡田屋社長
◆宮崎緑:千葉商科大学教授
◆具志堅幸司:日本体育大教授
◆渡邉美樹:ワタミ社長
◆引地孝一:教育長

では、松下政経知事…、もとい、松沢成文知事が任命なさったこれら教育委員様は今回のトンデモ方針を出したことについてなんといっているか。
◆渡邉美樹委員
「国家と国旗は国の法律で定められたものだ。そもそも思想・信条の問題と言っていいのか」(朝日新聞より引用)
◆岡田伸浩委員
「県教委の不起立教職員への指導の方法として、氏名把握は不可欠」(朝日新聞)
◆宮崎緑委員
「教育には教職員の思想信条がにじみ出るものだが、全体の秩序が守られるのが大前提」(東京新聞)
◆平出彦仁委員長
「公教育の教育現場で、教職員一人一人の思想信条で行動がなされるのは、(学校運営に)大きな支障をきたす恐れがある。職務上、起立することが決まっているのなら守らないといけない。」(東京新聞)
◆具志堅幸司委員
報道上は具体的な意見が見当たらなかったが、少なくとも反対意見は述べていない。
東京都の教育委員になった瀬古と同じくオリンピック選手だから、推して知るべしだが。
◆引地孝一委員
「不起立の教職員がいること自体が問題。起立をして国家を斉唱することは、学習指導要領に基づき全国各地で行われているやり方だ。そのことを一般的なマナーとして子供たちが守ることは、日本の将来のためにも必要だ。」(東京新聞)
「不起立教員がいることは好ましくない。卒業生に『自分の卒業を喜んでくれていないのだろうか』との疑念を抱かせかねない」(神奈川新聞)

では、大親分はなんと言っているか。
◆松沢知事
「国旗・国家を尊重するのは国際的な礼儀、マナー。それを教育現場でやることは学習指導要領にもうたわれている。従わない教員を指導する責務が教育委員会にはあり、そういう先生がいるという情報は必要。」

この問題に関しては続けるつもり。

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神奈川県知事に注意すべし!

ちょっとローカルだが、これはかなりとんでもない。
なので取り急ぎメモしておく。

君が代不起立 教職員名収集を継続 神奈川県教委、答申を無視(東京新聞)

この結論には、石原チン太郎の弟分(本人曰く)たる松下政経塾出身松沢知事の意向が働いていることは間違いない。
NHKに圧力をかけたアベチンゾウと同じ構図だ。

この松沢という男は、もともとは自民党(寄り)の神奈川県議だった。それからフラフラと渡り歩いて(新生党→新進党→民主党)神奈川県知事閣下様だ。今では改革の旗手のようにも見られているらしい。

この男は危険人物である。ファシストである。
考え方、発言、行動が石原に極めて近い。ミニ石原だ。
この男に200万票も与えてしまう神奈川県民もどうかと思うが、その結果がこのような形になって現れてきているといっていいだろう。
この男は人権が嫌いなのである。というより人権が分からないのだ。そして、国家が大好きなのである。軍隊が大好きなのである。

実は、岩国の問題にもつながっていると考えて間違いなかろう。なぜならこの男は、沖縄に次ぐ第二の基地県であり、厚木基地を抱える「神奈川県」の知事なのだ。

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この関連はこれで終わりにします。

前回のエントリが、この弱小ブログにしては反響がとても大きかった。

ただ、反響の大きさに喜ぶというよりは、「どうしてこうなっちゃうんだ?」という気持ちが強い。(追記:ただ、短い時間ながらネットを巡ってみて、<エセ科学>の問題を非常に問題視している方が多いということが分かった。私の方が少々軽く考えていたようだ。)

私はエセ科学に対して批判的な立場だ。前回のエントリのタイトルがいけなかったかもしれないが、エセ科学の蔓延には問題があるだろう。

しかし、それを誰が言っているのか、どの文脈で言っているのか、なにを目的に言っているのか、ということをきちんとわきまえる必要もあると思う。(追記:特に政治関係の発言でならそうである。レトリックとして使われているだけなら、極端に目くじら立てる必要はあるのかどうか…。この点はいまだ整理できていない。)
前回「学級委員たち」に限定して言ったのは、そういう点を踏まえていないと感じられたからである。結局、罵詈雑言・内部分裂・相互不信になり、共通の敵への対処が不可能になると思ったからである。同趣旨のことを以前にも書いたが、結局は敵を利するだけになるのだ。

つまりは何が「敵」なのか、の認識の違いが現れただけなのではないだろうか。<土俵が違う>だけなのだろうと思う。

もう、この問題に関してはこれっきりです。とにかく疲れます。はっきり言って無駄な消耗戦に過ぎません(追記:「無駄」というのは内容の問題ではない。政治的発言という趣旨からすれば重きを置けないというほどの意味である。)。

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