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Author:須野 語
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島耕作は松下工作員

 今日(8/27)の日経朝刊に弘兼氏のインタビューが載っている。
 
 中身はどうでもいい。相変わらずの説教で、ほとんど無内容だ。

 それよりも経歴に引っかかった。
「早大を卒業後、松下電器産業を経て…」とある。

 この「松下」はやはり問題だ。

 民主党の問題児、前原誠司は「松下政経塾」出身。石原極右知事のお友達で、神奈川県知事の松沢成文も同塾出身。(民主党出身だが。。。)
 他に、松原仁、野田佳彦(民主)、高市早苗(自民)、中田宏(横浜市長)等の有名どころが同塾の出身者でいる。

 この塾でやっているのは、単純に言えば「気合と根性」を養うこと。茅ヶ崎から三浦半島の先まで歩いたりね。
 それ自体が無意味とは言わないが、それ以外の、論理性とか、統計から政策を導き出すとか、体系的な歴史とか、現代のオピニオンリーダーとして最低限身につけておくべき教養をほとんど学んでいない。(要するに、国際的には「バカ」)
 これには、設立者の松下幸之助の考え方が今でも強く及んでいるようだ。

 もともと松下幸之助は学がない。もちろんなくてもいいのだが、それがいわゆる「エセ右翼的思想」に近づいていくのはなぜなのだろう?天皇大好き、明治以降の大日本帝国大好き、人権嫌い、日本国憲法嫌い。。。

 塾だけではなく、松下は、PHP研究所をかかえて、「月間PHP」「VOICE」「歴史街道」とかのゲテモノ右翼雑誌を出版し、渡部昇一などをよく使い、右翼思想の普及に努めている。果ては「山本七平賞」などという恥ずかしい賞までつくっている。

 今では、松下幸之助・山本七平・渡部昇一、と並べれば、これは特定の思想に偏向していると考えて問題なかろう。松下は宗教法人に限りなく近い<傾向団体>といえるのだ。
 松下の理想は、「すべての家の電化製品をすべて松下製にすることだ」とどこかで聞いた覚えがある。電化の世界では「マネシタ電器」といわれているが、意に介すそぶりはない。つまりは、思想の世界においても、「すべての日本人の精神はすべて松下製にする」つもりなのではないだろうか。

 さて、漫画家弘兼は、松下に入ってから染まったのか、それ以前から染まっていたのかはわからないが、マンガの一般的影響力の大きさを考えると、この男を放っておくわけにはいかないと思う。島工作、もとい、耕作も工作活動がらくなように出世したしね。


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弘兼氏のシビリアンコントロール論

 以前のエントリーで批判すると予告してすっかり忘れていた人物、島耕作…じゃなくて作者の弘兼憲史を批判したい。
 ただ、弘兼氏は例示に過ぎず、この漫画家の発言をもとにして、<日本のシビリアンコントロール論>を批判することが目的である。


 まずは、東京新聞の特集『試される憲法』での発言をお読み願いたい。ヨタ発言のフル引用は気持ち悪いので、長くなるのでリンク先に飛んでください。

「漫画家の弘兼憲史さん 自衛隊を軍隊と認めようよ」


 弘兼氏の主張は、
【1】9条を変えて自衛隊を軍隊に
【2】集団的自衛権が必要
【3】スパイ防止法が必要
というヨタウヨ主張そのままだ。目新しさは何もない。

 この男(やウヨたち)の困るところは、いつも主張の根拠が全くないことだ。自分の思い込みと情緒だけで話している。しかもそれに無自覚であるところも大変困る。

 さて、このすべてに反論することはいともたやすいのだが、ここでは【1】の根拠らしきことを述べている以下の部分に着目したい。これが弘兼氏のシビリアンコントロール論だ。(イヤだけど引用します。)




「いつか来た道論」ってありますよね。「九条を改正すると日本は軍隊を持つ。軍隊を持つと侵略したくなる。すると、また昔のもと来た道で軍国主義になるのではないか」という。どう考えたらそうなるのか、聞いてみたいですよ。軍部が独走するわけですかね。
 僕は軍が暴走するはずないと思っています。シビリアンコントロール(文民統制)ができていますから。防衛省の職制の中に役人と軍人が交互に入っているわけです。軍人だけが暴走しないように情報も全部通じるようになっています。





 役人と軍人が交互に入っていればシビリアンコントロール?軍人だけが暴走しないように情報も全部通じるようになっている?全部通じちゃってるの?秘密ってないの?
 自分の右脳左脳の情報が相互に通じるようにきちんとコントロールしたほうがいいんじゃないか?頭の中には軍人しかいないようだな。役人もちゃんと入れとけ。笑っちゃってしょうがないぞ。大丈夫か?オイ、弘兼。

 というツッコミはともかく、最近ネットで激しく追求されている佐藤元自衛官のトンデモ発言を弘兼氏はどう捉えるのだろうか。

 佐藤氏は軍人(自衛官)であった。もし弘兼氏のいうことが正しいならば、軍部独走の考えを持った軍人を抑える役人が存在しなければならないはずである。果たしてそのような人物はどこにいたのであろうか。

 いるはずがないのだ。

 たとえ役人であっても、防衛省・自衛隊の中に入ってしまえばその組織の論理に引きずられる。軍人も役人も同じような考え方になる。軍人と同じ考え方をする役人が何人いても軍人の暴走を抑えることはできないのだ。軍隊組織内部におけるシビリアンコントロールなどには石ころほどの価値もない。特に日本においてはそうである。

 このように思考することこそが、経験や歴史から真摯に学ぶ人間のとるべき正しい態度だ。無謀な戦争を起こしてきた軍隊を持っていた国民なら(であればこそ)、その悪性の継続を懸念する方が人間として誠実である。

「どう考えたらそうなるのか」などと聞く弘兼氏が無神経で無教養なのだ。今も昔も同じと主張する私達が、弘兼氏に「どう考えたらそうなるのか、聞いてみたいですよ。」(「憲法が変わったから戦前とは違う」などというのは冗談にもならないのでやめてね。)

 日本においてシビリアンコントロールが成り立たない一番の根拠は、日本人の大多数が持つ<専門家主義>という特性にある。(これについては機会があれば別に書いておきたいが、故森嶋通夫氏の主張である。)
 <専門家に任せれば安心>、<専門家のやることに口を挟むな>という文化があるところではシビリアン(市民・文官=軍事素人)コントロールが成り立つはずがない。

 結局、弘兼氏(やウヨ達)が金科玉条のごとく持ち出す日本のシビリアンコントロール論(しかも彼らは「文官」の意味でのみ「シビリアン」を使っている)は日本人が専門家主義を捨て素人主義になったことを合理的に証明しない限り、成り立たないものなのだ。

 つまり、知性的な素人発言(みのもんた発言ではダメ)を専門家の発言と同レベル以上に扱うことが社会一般の価値観とならなければ、日本にシビリアンコントロールは決して根付かない。したがって、軍隊を持てば必ず独走・暴走する。「黙れ!」との一喝の下に。

 これを理解しないで発言する弘兼氏(やウヨ達)は、ただ軍隊が欲しいだけの精神的に未成熟で想像力のないお子ちゃまといって差し支えあるまい。彼らの期待通りに憲法が変わり、徴兵制がしかれるまでわからないのだろう。いや、それでも足りないであろう。おそらく自分が兵隊に取られ軍隊に入ったときに気がつくのだ。日本のシビリアンコントロールが幻だということに。

エリートコースの劣化事例

「藤井裕久という政治家」というエントリーで、天木直人さんが民主党の藤井裕久を持ち上げている。

 これはうれしい。
 私は民主党という政党の支持者ではない。むしろ、前原のような人物がいることからすれば嫌いな政党だが、気に入った政治家が何人かはいる。藤井氏はその一人だからだ。

 天木氏が、藤井氏を持ち上げる理由は、政府・自民党から突っ込まれそうな小沢代表の問題発言をさりげなく修正している点にある。この点の指摘は、さすが天木氏と思うほかない。

 私が藤井氏を気に入っている理由は別にある。
 
 今ではすっかり観なくなってしまったテレビだが、かつては少しは観ていた。特に政治関連の討論番組を観ることが多かった。藤井氏は自由党時代に幹事長としてそこによく出ていたのである。

 人の知性は顔にも出るが、しゃべり方にも出る(と思っている)。

 藤井氏は、相手の話をよく聞き、問題点を整理して的確に表現し、激することなく反駁する。しかもしゃべりによどみがなく(「あー」とか「えー」とか)、非常に聞きやすく滑舌がよい。
 「この人は間違いなく知性が高い。」
 そう確信した。
 
 政治家としての実績は大したことがないのかもしれないが、もともとNo.2の人なのだろう。そのあたりも自覚されているようで、好感度が(私的には)高いのだ。

 残念ながら、郵政選挙のときに落選してしまい(しかも「赤間」とかいう自民党若造議員に負けた)、政界を引退したと聞いていたが、民主党衆議院議員の長浜氏の参議院への鞍替えで、繰り上げ当選による復活!大変喜ばしい。

 で、ちょっと調べてみたら、藤井氏の経歴は、大自民党の大広報局長様であられる片山さつき様と一緒である。


 東京教育大学附属高校→東京大学法学部→大蔵省(主計局主計官)


 いやぁ、こう書くとすごいエリートだねぇ。

 しかし、藤井氏の時代とは異なり、このエリートコースも激しく劣化しているんだなぁと実感せざるを得ない。片山で可能だったんだからなぁ。。。
 まぁ、片山ごときと比べられたら藤井氏は大変迷惑だろうが。

 とにもかくにも、今後の活躍を期待したい。

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