天木直人さんのブログに興味深いことが書いてあった。
http://www.amakiblog.com/blog/
2007/2/18「チェイニー副大統領の訪日報道から目を話してはならない」の最後の方。
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日経新聞は、チェイニー副大統領が久間防衛大臣と会わない事になったと報じている。その一方で自衛隊幹部とは意見交換をすると言う。これは極めて深刻な事である。主権にかかわる問題である。憲法で定めるシビリアンコントロールの原則を米国の副大統領が破ろうとしているのだ。外務省はこのような日程を断じて認めてはならない。防衛省とのつまらない権限争いから、久間発言が米国を怒らせたと突き放している場合ではないのだ。外務省は省の利益ではなく国益の為に、もこのような日程を許すべきではなかった。自衛隊幹部は米国副大統領と意見交換が出来ると舞い上がってはいけない。自らの指導者がコケにされているのだ。シビリアンコントロールを尊重するのであれば、まず大臣に会ってくれと米国側に進言すべきであった。久間大臣に不満があるのなら安倍首相に大臣更迭を求めた上で、新大臣の下で米国との協議に応ずるべきだ。
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私はごくごく一般論としては憲法改正はありだと思うし、軍隊を持つこともありだと思う。それは世界中で行われていることだから。しかし、日本においてはこれは両方ともダメだと思う。
国民は憲法教育を受けていないので「憲法」の意味を正しく理解していない。そもそも大半の国会議員が理解していない。だから「愛国心をもて」だの「国民の義務が足りない」などと頓珍漢なことを平気でいうし、国民もそれに疑問を持たない。こんな状態で憲法を変えれば、また戦前に戻ることは必定である。
そして、日本人は軍隊を持っても使うことができない。それは先の大戦で世界第3位とも2位ともいわれていた軍隊が何百万人殺したか、その結果日本を守ることができたのかを考えればすぐわかるだろう。
人によっては「日本人は嫌というほど学習したのだからもう同じことは繰り返さない」というかもしれない。しかし、先の大戦での問題のひとつに軍隊を「シビリアンコントロール」することができなかった点がある。この点ひとつだけをとっても日本人はまったく変わっていない。したがって「同じことを繰り返す」ことはほぼ間違いないと思っている。その証拠の一つがこの天木さんのブログに書いてあることだ。自衛隊幹部は大臣を、そして国民をなめているのであろう。「軍事専門家に任せろ!お前ら素人は黙っていろ!」と思っているのであろう。国民や大臣をなめている点で外務省も同じであろう。「外交は俺たち専門家に任せろ!素人は口を出すな!」と。共にシビリアンコントロールがわかっているならばとらない行動をとっていることから判断できる。
かつて森嶋通夫氏が喝破したように、日本は<専門家主義>の国なのだ。このような国であるかぎりは世界的な一般論を安易に日本に適用すべきでない。